万葉時代から人とのつながりが深かったアワビ。古代よりアワビは尊ばれており、伊勢神宮に於いては神具として扱われているほどで、貴重性はもとより、美味であることや栄養価も貝類の中でも最高だと言っても過言ではありません。古くから私達日本人の生活に深く関わって来たアワビは、現在においてもその価値は変わらず重宝されています。

　株式会社古屋野水産は、四国愛媛県の自然豊かな瀬戸内海の養殖施設において、主にアワビ類の種苗生産をおこなっております。年間約20万〜30万個のアワビを手塩にかけて育ています。

 　長年培ってきた絶え間ない研究と開発、実績と経験により、更なる品質の追求を行うと同時に、自然と人間の関わりに重点を置き、アワビと人の新たなる関係を提供しております。「安心、安全」にこだわり、それを起点として、養殖の基礎となる、種苗、養殖、加工、流通の全ての段階でさまざまな研究、技術開発を進めています。「安全、安心、そしておいしい」魚介類の提供はもちろん、日本古来の文化も大切にし自然の恵みに感謝して「魚介類食文化」がもたらすあらゆる価値をお客様に提案し続けていきたいと考えております。